2016年03月20日

ドリアン 食の先入観

盛岡の開運橋近くの喫茶店で、珈琲にレモンを入れたものを飲みました。

レモンと言えばレモンティー、紅茶に合わせるのが日本では定番ですが、珈琲との相性はどうなのか?
不安はありつつも好奇心が打ち勝ち、オーダーしてみました。


輪切りのレモンを珈琲の中に入れ飲んでみたところ、レモンの香気が爽やかさを醸し出し、苦みも抑えられて、美味しかったです。
珈琲にレモンは合うはずがない、そんな気持ちでいましたが、見事に先入観を打ち破られてしまいました。「食」にも経験や知識からくる先入観が多いに影響するものですね。
試してみなければわからない。それも一度ではダメ!
最近、そんな経験をしました。




以前タイへ旅行した時、フルーツの王様と言われているドリアンを試してみました。
市場で購入し、ホテルへ戻るまでの間、すれ違う人に気づかれるほどの強い匂い。
部屋で恐る恐る口に運んでみたものの、即座にニオイでノックアウトされてしまいました。
味は甘味がしっかりしていてまずくは無かったのですが、ドリアン独特の匂いがあまりにも強烈で、二口目を食することが出来ませんでした。
その後しばらく口の中に臭いが残っていて、もう二度と食べない!と思ったほどの経験でした。
(匂いが強い為、ホテル内へのドリアン持ち込み禁止、というところもあるようですが、その時宿泊したホテルはOKでした。)



それが、最近人に勧められてドリアン独特の匂いが無いMonthongという品種で作られたドリアンチップスを食べてみたところ、全く過去に嗅いだ臭いは無く、まるでバナナチップスのような食感に濃厚でクリーミーなコクがあり、甘くて非常に美味しいお菓子でした。
臭いが無いだけで、こんなにも美味しく感じられものかと正直驚いたのですが、それ以来すっかりドリアンが気になる存在に。もし機会があれば生のドリアンに再チャレンジしてみたい、と思っていましたら、そのチャンスが!


Durian Glutinous Dumplingsという名で、
ドリアンの餡が入ったお餅にココナッツがまぶしてある香港のお菓子。
テーブルに運ばれてきた途端、昔嗅いだドリアン臭が漂ってきたので、少し不安が蘇ってきたものの、食べてみるとココナッツが良い具合にドリアンの匂いを緩和していて、残さず頂くことが出来ました。

これは嬉しい体験でした。
そんなに苦手な臭いなら何も無理して食べなくても・・・と思われる方もいらっしゃるでしょうが、普段私たちが食べないものでも、世の中に美味しいと言っている人々がいるなら、きっと美味しいはず。それがわかれば、自分の中の食の世界が広がって、もっともっと様々な料理や食材の魅力に気づけるようになるのでは?と思うのです。


今回のドリアンは、ココナッツフレーバーに助けられて食べられたようなもの。ドリアンが大好きな方にとっては、あの匂いも魅力の一つだと思うので、Monthong種から始めて、段々あの匂いも味わいながら悪魔のフルーツという異名を持つ生のドリアンそのものを味わってみたい、と思っています。


食も感性の一つ。食いしん坊の私は、ますますこちらの感覚も磨きたいと思ったのでした。
















posted by ヒロリン at 13:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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