2016年08月10日

ハイレゾとアナログの接点

先日Rhythm Station(FM山形)で担当している「Ride On Air」(毎週土曜日正午〜)のご意見番を務めて下さっている 音楽評論家 ケペル木村さんのトークイベントに参加しました。

テーマは「ハイレゾとアナログの接点」


音楽の楽しみ方は、レコードからCD、そしてハイレゾリューションへと多様化しています。
レコードとCDの音は馴染みがありますが、ハイレゾってどんな音?と好奇心でワクワクしながらの参加でした。

そんな私たちの期待に応えて、ケペルさんはそれぞれの音の聞き比べをして下さいました。
3種類を聞き比べ、どれがハイレゾかを当てるクイズです。


その結果、超高音質は皆すぐに分かりました!と言いたいところですが、私も含め参加した方々全員がハイレゾを当てることが出来なかったのです・・・。
そして、良い音と感じたものは皆さんほぼ同じで、ハイレゾ以外のもの、という結果でした。


どうしてこんなことになったのか、不思議だったのですが、ケペルさん曰く「高音質なものを聞きわけるには経験が必要」なんだとか。

今回私たちが聞き分けられなかったハイレゾの音ですが、それは経験が足りなかっただけ。何度も何度も聞いているうちに、ある時ふと「良い音だな〜」と心から感じる瞬間がやってくるそうです。
どの位でその素晴らしい時が訪れるのかは、人それぞれなのだと思いますが、とても印象的な出来事でした。



このイベントに参加するまで、経験を重ねて、より「良さ」が感じられるようになるものは、アートなどの芸術品や食が、それにあたると思っていました。絵画や書、彫刻、陶芸、工芸品、写真、映画、ファッションなどの美しいもの、良いものに数多く触れる事、書物を読み、音楽を聞き、自然に親しみ、感性を磨き、世の中に様々な価値観があることを学ぶことで、アートや食の豊かさをより感じられるようになれると思っていましたが、「音」もそうなのですね。


説明を受けながら聞いた時の印象としては、ハイレゾは少し冷たさを感じるようなクリアな音で、その場の空気感が伝わってくるようでした。それと同時に、レコードの音の温かさを再認識することが出来ました。心が安らぐようで、やはり好きな音でした。


とは言え、これからハイレゾ音源が増えていけば、聞くチャンスが増えるでしょうし、何て良い音なんだろう!と自分が心から感じられる、ゾクゾクする瞬間を早く経験してみたいものです。


そして聞き比べられるようになった上で、自分の好きな音が見つけられたら、日頃聞く音楽ももっと楽しめるようになるのかもしれません。











posted by ヒロリン at 22:22| Comment(0) | 番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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