2012年01月19日

身だしなみ

昨年の暮れに、以前もお世話になった、とあるスポーツクラブの新年用CMのナレーションのお仕事をしました。
その時に担当の代理店さんから、嬉しいお話を伺いました。


それは、契約するお客さまが増えているとのこと。
こちらでは震災直後、ライフラインが断たれ皆が困っていた時に、近所の方々のためにお風呂やシャワーを無料開放なさっていたそうです。

その時に利用した方々が新たに契約され、中には運動はしないけれど、今もお風呂やシャワーを使うためだけに、足を運ぶ方もいらっしゃるそうです。
おじいちゃんやおばあちゃん達にとっては、スタッフの方々とお話することも楽しみにお出かけになっているのではないでしょうか?
皆さんが笑顔でお話している様子が目に浮かびました。

自分たちに何かできることはないか?と考えてなさったことだと思いますが、
その気持ちが伝わって、ご近所の皆さんと深い結びつきができたのは、素晴らしいことですね。


その時に思いだしたのが、人は、笑顔を向けられると笑顔で返したくなる、ということです。親切にされると親切で返したくなりますし、優しい言葉をかけられれば、また、自分も優しい言葉で話したくなります。


新年を迎えて、初詣に出かけた時に、境内に書いてあった一日一訓の文字が目に飛び込んできました。
「ほほえみは、身だしなみ」

私たちは普段、出かける時や人と会う時には、お洋服やお化粧など、身支度に気を遣いますが、ほほえみを湛えている表情も、大切な身だしなみの一つなのだと気づかされました。
どれも自分を表現する手段で、とりわけ微笑みは心が表れるもの、なのですね。


日本には、「一期一会」という言葉があります。
今日出会う人は、一生に一度しか会えないかもしれない、そんなことを思うと、その尊い機会を温かい微笑みで過ごせたら素敵ですね。


2012年の目標の一つ、この「ほほえみは、身だしなみ」も忘れずに実践していきたいものです。





 


posted by ヒロリン at 19:13| Comment(8) | ナレーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月23日

失敗だらけの仕事人生!?

先日、秋田のテレビコマーシャルの録音をしました。

担当の制作の方は秋田にいらっしゃるので、どんな流れでナレーションの録音が進んでいくかと言いますと、
まず「明るく」「上品に」「優しく」など、最初にそのコマーシャルの全体の雰囲気を指示されます。
それをもとに仙台のスタジオで3タイプくらい録音したものを、電話で聴いていただきます。

その後、更に完成イメージに近づけるため、修正点など細かいご要望を伺い、再度録音します。
それをまた聴いて頂き、OKが出れば終了ですし、まだ直しが必要であれば録り直しをして・・・という流れで進めていきます。

スタジオにスタッフが揃っているよりも、意思の疎通が難しいかもしれませんが、離れていても同じイメージを共有できスムーズに収録を終えられると、とても嬉しく感じるものです。


今回はおかげさまでうまく収録が進み時間的余裕があったせいか、スタジオの方と仕事の失敗談の話になりました。
お互いに仕事人生を振り返ると、成功したことよりも失敗した事のほうを鮮明に覚えていて、「何だかこうして話していると仕事の思い出って失敗したことばかりだね。」と笑い合ってしまいました。

なぜそう感じたかというと、きっと私たちは失敗から多くのことを学んでいるからなのでしょうね。
基本的に仕事はうまくいって当たり前なので、その当たり前の記憶は薄らいでしまいます。
記憶の中には、よほど賞賛されるような仕事の他は、ミスしてしまった事、何度も反省しどうすれば良かったのかを真剣に考えたことが多く残っているので、失敗ばかりしている気になるのかもしれませんね。


それから、その時にお互い共感したことは、「失敗してもこうして仕事を続けてこられたのは、周りの皆さんのおかげだね。」ということでした。

フリーランスの場合は一人で活動しているので、会社員の方と違って上司や先輩、後輩がいません。アドバイスや耳の痛いことを話して下さる方があまりいないのです。
もし何か失敗してしまうと、注意はされないままに仕事を失うケースもあるので、これまで温かい目で見守り育てて下さった多くの皆さんには、本当に感謝しなければと改めて感じました。

初心を思い出し、感謝の気持ちで心が満たされた、そんな録音後のひとときでした。






posted by ヒロリン at 01:48| Comment(4) | ナレーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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