2016年05月31日

発想の転換

5月は風が心地よく爽やかな季節。
毎年大掃除したくなるのですが、やる気アップの為に整理整頓の本を読むこともあります。


今年は枡野俊明(ますの・しゅんみょう)さんの『片づける 禅の作法』(河出文庫)



掃除とは、「心を磨く」こと
汚れたから掃除をするのではありません。「自分の心を磨くため」に掃除をしているのです。



という言葉に感じ入りながら読み進めていると、お守りについて見方が180度も変わる
言葉がありました。

毎年、初詣にはお守りを頂き、旅先で訪れた神社仏閣でも、その時の自分に必要だと思うご利益を期待してお守りを選んでいます。そして、出来れば効きそうなお守りが欲しいと思っていましたが・・・



「効く、効かないではないのですよ。お守りは、このお寺のご本尊様の分身です。
あなたがご本尊様を預かり、お守りするのだと思って大切にしてください。
大事なご本尊様をどうやって守ろうかと考えると、自然に無鉄砲な行動はしなくなるでしょう?そのことによって、あなた自身も守られるのです」



お守りを持つことで一方的に守ってもらおうとか、ご利益を頂こうと考えていた自分が少々浅ましいような気がして恥ずかしくなりました。
自分がお守りしようと、思慮深く行動出来るようになることがご利益だったのです!
そして、どんな人の中にもそれだけの力があるのだそうです。
枡野さんは「仏性」(ぶっしょう)という言葉で、私たちの中にあるその力を表現されていました。


まもなく2016年上半期最後の6月が始まります。
今年の初め、どんな気持ちでお守りを頂いてきたかを思い出しつつ、また新たな気持ちで新しい月を迎えたいものです。













posted by ヒロリン at 10:18| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月20日

ドリアン 食の先入観

盛岡の開運橋近くの喫茶店で、珈琲にレモンを入れたものを飲みました。

レモンと言えばレモンティー、紅茶に合わせるのが日本では定番ですが、珈琲との相性はどうなのか?
不安はありつつも好奇心が打ち勝ち、オーダーしてみました。


輪切りのレモンを珈琲の中に入れ飲んでみたところ、レモンの香気が爽やかさを醸し出し、苦みも抑えられて、美味しかったです。
珈琲にレモンは合うはずがない、そんな気持ちでいましたが、見事に先入観を打ち破られてしまいました。「食」にも経験や知識からくる先入観が多いに影響するものですね。
試してみなければわからない。それも一度ではダメ!
最近、そんな経験をしました。




以前タイへ旅行した時、フルーツの王様と言われているドリアンを試してみました。
市場で購入し、ホテルへ戻るまでの間、すれ違う人に気づかれるほどの強い匂い。
部屋で恐る恐る口に運んでみたものの、即座にニオイでノックアウトされてしまいました。
味は甘味がしっかりしていてまずくは無かったのですが、ドリアン独特の匂いがあまりにも強烈で、二口目を食することが出来ませんでした。
その後しばらく口の中に臭いが残っていて、もう二度と食べない!と思ったほどの経験でした。
(匂いが強い為、ホテル内へのドリアン持ち込み禁止、というところもあるようですが、その時宿泊したホテルはOKでした。)



それが、最近人に勧められてドリアン独特の匂いが無いMonthongという品種で作られたドリアンチップスを食べてみたところ、全く過去に嗅いだ臭いは無く、まるでバナナチップスのような食感に濃厚でクリーミーなコクがあり、甘くて非常に美味しいお菓子でした。
臭いが無いだけで、こんなにも美味しく感じられものかと正直驚いたのですが、それ以来すっかりドリアンが気になる存在に。もし機会があれば生のドリアンに再チャレンジしてみたい、と思っていましたら、そのチャンスが!


Durian Glutinous Dumplingsという名で、
ドリアンの餡が入ったお餅にココナッツがまぶしてある香港のお菓子。
テーブルに運ばれてきた途端、昔嗅いだドリアン臭が漂ってきたので、少し不安が蘇ってきたものの、食べてみるとココナッツが良い具合にドリアンの匂いを緩和していて、残さず頂くことが出来ました。

これは嬉しい体験でした。
そんなに苦手な臭いなら何も無理して食べなくても・・・と思われる方もいらっしゃるでしょうが、普段私たちが食べないものでも、世の中に美味しいと言っている人々がいるなら、きっと美味しいはず。それがわかれば、自分の中の食の世界が広がって、もっともっと様々な料理や食材の魅力に気づけるようになるのでは?と思うのです。


今回のドリアンは、ココナッツフレーバーに助けられて食べられたようなもの。ドリアンが大好きな方にとっては、あの匂いも魅力の一つだと思うので、Monthong種から始めて、段々あの匂いも味わいながら悪魔のフルーツという異名を持つ生のドリアンそのものを味わってみたい、と思っています。


食も感性の一つ。食いしん坊の私は、ますますこちらの感覚も磨きたいと思ったのでした。














posted by ヒロリン at 13:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月06日

新年に思ったこと

2016年の年明けは全国的に暖かく穏やかでした。
世の中が平和に近づくことを願っています。



昨年末、と言っても先月の話ですが、ライターをしている友人と日帰り小旅行をしました。
バスで移動中、女同士お喋りはつきないのですが、その時に「控えて 控えて」という話を聞かせてくれました。


ひと言で言うと目上の方を立てる、という話。
彼女が習い事をしている先で出会った方は、粋で気遣いの細やかな素晴らしい女性。その方を見ていると、楽しく場を盛り上げ明るく振る舞いながら、常に目上の方を立て、それでいて決して出しゃばらないそうなのです。そのバランスが絶妙とか。

お師匠さんはその方より年下ですが、もちろん立てて、共に歩く時、立ち止まる時には、前に出る事も並ぶ事も無い。つまり、少しだけ控えているそうなのです。
その心がけを「控えて 控えて」と仰っていたそうです。


目上の方と接する時には、尊敬の念を込めて丁寧な言葉遣いで話す、礼儀正しくするなどは意識していたのですが、省みると、並ばずに、前に立つこともしない、という心遣いまではしていなかったような?気がします。



その友人とは、年に2回位しか会う機会が無いのですが、いつも印象に残る話を聞かせてくれ、会った後には温かい気持ちを残してくれます。
彼女の話を思い返しながら、2016年の自分の目標はこのあたりにあるのでは?そんな気がしてきました。


年齢に関係無く、尊敬出来る方や気づきを与えてくれる方は多くいます。
目上の先輩方はもちろん、そんな方々とのお付き合いをこれからも大事にしながら、沢山学ばせてもらい、心は常に謙虚にいたいものです。










posted by ヒロリン at 10:29| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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